2010 NY~12/22 「Billy Elliot」 [2010 NY]
2回目の「Billy Elliot, The Musical」観賞。
tktsで取れた席はどんな席かというと。。。
ORHCO Q26
残念ながら右の一番端の席だった。
そんなにいい席じゃないけど、
なんたって50%offだし、劇場自体が小さいので十分楽しめる。
1回目は不覚にもちょっと睡魔に襲われて見逃したところがあるので、
今回は絶対に寝ないぞ!と心に決めて臨んだ。
今回のBilly 役は、PETER MACUROWSKI。
理由はアナウンスを聞き逃してしまったけれど、
体調不良のためか、2幕からは ALEX KO に代わった。
どちらもよかったんだけど、
この2人に比べると1回目に観たJACOB CLEMENTEの方がよかったように思えた。
グランフェッテって言うんだっけ?
そんなにバレエに詳しい訳じゃないので、技の名前に自信がないけれど、
JACOBくんは、ドゥーブルをいれていた。
2回目の2人は、このBilly 役がBroadyway デビューだったらしい。
それでもBroadywayミュージカルに出演できるぐらいだから、
相応の演技ができるということで抜擢されているはず。
すでに、トニー賞を受賞したBilly 役のオリジナルキャストは一人も残っていない。
12-14才ぐらいの男の子が演じていると思われるが、
この年代の男の子はすぐ成長してしまうので、
Billy 役が演じられる期間も限られてしまうのだろう。
でも、次々とBilly 役を演じれる男の子が出てくる人材豊富なアメリカには感心する。
今回は、一瞬も見逃すことなく目を凝らして観賞した。
言葉がわからず、まわりの笑いについていけないところはあったけれど、
やっぱりすばらしいかった。
Billy と Micael のタップダンス共演。
1幕最後のBilly のダンス。
Billy と大人になったBilly と思われる大人のダンサーとの共演。
(これは、映画では最後の最後にアダム・クーバが大人になったBillyとして、
Swan Lakeの1シーンで登場するけれど。)
それに加えて何より一番いいのがフィナーレ。
カーテンコールが好きな私にはたまらない演出だ。
物語自体が終わった後に、出演者全員で踊るフィナーレが最高。
思わずCDを買ってしまった。
Elton Johnの歌を聞きながら、
あらためてなぜこのミュージカルに魅せられたのか考えてみた。
父親に反対されながらも、バレエに魅せられ、
うまく言葉では説明できないけれど、
胸の中で燃えるような何かを感じて
そして、バレエに出会ったおかげで変わったBilly。
3年前に初めて観た「Wikced」で感じたキーワード「Change」が
このミュージカルでもキーワードになっている。
人でもモノでも何かと出会うことによって、人は変わる、変わることができる。
新たな希望の道が開ける。
今回、NYにパワーをもらうための現実逃避の旅ではあったけれど、
このミュージカルにもたくさんパワーがもらえた気がする。
このミュージカルは機会があればまたぜひ観たい。
ぜひ日本に来日ミュージカルとして来てほしいな。
[CAST]
Billy: PETER MACUROWSKI -> ALEX KO
Micael: NEIL McCARFFREY
Small Boy: ALEX DREIER
Mrs. Wilkinson: EMILY SKINNE
Dad: GREGORY JBARA
Granma: CAROLE SHELLEY
Tony: WILL CHASE
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